条件分岐 〜PHP入門 基礎編〜



条件分岐について

条件分岐とは、ある条件が満たされているのかを判断し、その後の処理を変えることができる「制御構文」の1つです。
こうした条件分岐を利用することで、閲覧者からの操作や反応などによって、別の処理に誘導することができ、その中に多くの処理スクリプトを配置させることが可能となります。

if構文
<?php
$a = 10;
if($a > 5) {
print("変数\$a は、5 よりも大きい");
}
?>


else文
if構文の条件式が「false」を返したとき、別の処理スクリプトへ誘導するために else文を使います。ちなみにelseは入れ子にしてより細かな条件設定を行うことができます。
<?php
$a = 3;
if($a > 5) {
print("変数\$a は、5 よりも大きい");
} elseif($a >10) {       // elseif文
print("変数\$a は、10よりも大きい");
} else {
print("変数\$a は、5 よりも小さい");
?>


switch構文
switch構文は変数の値に応じて条件分岐する制御構文で、caseと一緒に使います。
switch(変数または式) {
case "値1":
変数の値が、値1のときに処理するスクリプト
   break;
case "値2":
変数の値が、値2のときに処理するスクリプト
   break;
case "値3":
変数の値が、値3のときに処理するスクリプト
   break;
default:
変数の値がいずれの case の値と一致しなかった場合のスクリプト
}


これらの条件分岐に関しては、複雑なスクリプトを作る時にも必ず使うことになる必須構文です。
使いこなせるように覚えておきましょう!!