PHPの環境設定 〜初心者による初心者のためのPHP入門〜



PHPの環境設定

PHPを勉強する上で、まず必要になるのが、PHPが動作する環境を設定することです。
本来PHPはサーバーで動かしますが、いきなりレンタルサーバーにアップロードしながら作業するのは現実的ではありません。
かといって、PHP用にサーバーを用意する必要もありません。
今お使いのパソコンを仮想サーバーとして使い、ApacheのインストールとPHP本体のインストールを行うことで実行環境が出来上がります。ここではWindowsでの環境設定手順をご紹介しておきます。


Apache(アパッチ)のインストール

Apacheとはサーバープログラムのことです。
これが無ければ始まりませんので、Apacheの公式サイトからプログラムをダウンロードしてください。無料でダウンロードできます。。
インストールの途中で、「Server Infomation」という項目がありますが、ローカル環境で試す場合、「localhost」と入力して、次へ次へと進んでいきましょう。。

インストールが完了すると、Apacheは自動的に起動するようになります。画面右下のタスクバー上に「Apache Service Monitor」が起動しており、緑色のアイコンが出ていれば、Apacheは動作しています。

これでアパッチのインストールは完了です。

PHP本体のインストール

次にPHP本体をインストールします。
こちらのサイトから最新版のPHPファイルをダウンロードしましょう。
こちらももちろん無料です!!
アパッチと違ってインストーラーが付いていないので、下記の手順でインストールしましょう。

ダウンロードしたファイルを「c:\php」に展開します。
そしてそのファイルの下層に入っている「php5ts.dll」と名前の先頭にphpが付いていないdllファイルをシステムディレクトリ(c:\windows\system32)にコピーします。
そして、「c\:php」ディレクトリの下層にある、「php.ini-dist」をコピーし、「php.ini」に名前を変更します。そして、このphp.iniファイルをウィンドウズディレクトリ(c\:windows)に移動します。

ApacheでPHPを利用するには、連携を行う必要があります。ApacheとPHを関連付けるには、Apacheの設定ファイルである[httpd.conf]を編集します。 テキストエディタで下記のように編集してください。
698: AddDefaultCharset none
173: LoadModule php5_module c:/php/php5apache2.dll
793: AddType application/x-httpd-php .php

あとはアパッチを再起動すれば完了です。

もっと簡単に・・・

いかがでしょうか?
環境設定するだけでも手間ですね・・・
また、MySQLなどデータベースを使う場合には、それもインストールが必要になってきます。

そんな面倒な手間が必要ないオススメのインストーラーがXAMPP(ザンプ)、MAMP(マンプ)です。

Windows用 XAMPP(ザンプ)ダウンロード

Macintosh用 MAMP(マンプ)ダウンロード

MAMPはMacOS10.3以降に対応していますし、非常にお手軽なので、このツールを使うことをオススメします。。